皆さま、こんにちは。プラスロゴバの吉成です。
桜満開なこの季節、別れもあれば新しい出会いに期待を膨らませ、周りの環境が移り変わっていく方が多いのではないでしょうか。期待・寂しさ・・・様々な思いを抱きつつ、新しい季節を迎えられることと思います。
そんな桜満開の季節。残念なことに、これまでプラスロゴバでもお取扱いしている「キタニ」のNo.53イージチェア及び、No.53ソファは、2021年10月3日をもちまして、ライセンス製造を終了することになりました。
北欧デンマーク家具デザイン界の巨匠 “フィン・ユール” の椅子を、日本の飛騨高山にある “キタニ” と言う家具工房が、フィン・ユールのNo.53(FJ-01)の製作ライセンスを取得したのは、1986年10月4日のこと。以来、25年の間、多くの人に愛されてきました。
また、日本の工房がライセンスを得るということは、日本の北欧家具普及史において大変異例なことでした。
当時、No.53のライセンスを相続していたフィン・ユールの奥様(Hanne Wilhelm Hansen)が、キタニの家具職人の技と気質に信頼を寄せ、特別にデンマーク以外の国へ製作ライセンスを貸与されたのです。それ以来、日本でのフィン・ユールの知名度は徐々に高まり、同時に北欧家具全般が日本の一般の方々に広まって行くことになったのです。今では、この日本での広がりがさらにアジア全般に広まっています。
つきましては、キタニよりこれまでのご愛顧に感謝を込めて、FJ-01,FJ-02(No.53イージーチェア/ソファ)ファイナルフェアが開催されることになりました。