「リーディングチェア」は、1953年にダイニングチェアとして、また読書用の椅子としてデザインされて、2015年に復刻されました。（まだ最近のことなんです！）この椅子の特徴は、通常の椅子とは違い、背もたれの部分に笠木があります。これは後ろ向きに座って、読書をするための肘置きとしてデザインされました。
「フィン・ユール」は椅子は一つの姿勢で座らない、自由な姿勢で座るものと考えていて、「リーディングチェア」はまさにその通り！前向きに座って食事をしたり、または後ろ向きに座って読書やカードゲームをしたりと様々なスタイルに対応しています。横向きに肘を置いてゆったりおくつろぎいただくのもおすすめです！

「リーディングチェア」は各パーツが宙を浮いたようなユニークな造形、そして一つの椅子にオークとウォールナットの2種類の木材を使った「フィン・ユール」らしいデザインを用いながらも、後期のデザインの特徴である、量産できる直線的なラインを取り入れています。ディティールにもこだわったその組み合わせは実に印象的で他にはないデザインです。

もちろん、彫刻的な造形美だけでなく、ゆったりとした座面や座り心地は本当に抜群です！

これからの季節、読書の秋のお供にいかがでしょうか。ぜひ座り心地を確かめにご来店ください。お問い合わせは下記フォームまでお気軽にご連絡ください。