皆さま、こんにちは。+ROGOBA(プラスロゴバ)の吉成です。
今回のブログでご紹介するのは、プラスロゴバで定番シリーズとしてお届けしている、木の家専門店・谷口工務店が手がけた新築住宅完成見学会のコーディネート事例です。
ラワンや杉、そして中霧島壁といった自然素材に包まれたお住まいは、まるで静かな森の中に身を置いているような心地よさ。
一歩足を踏み入れると、お施主様が何よりこだわった素材の温もり感じる内装に、設えた家具や照明が驚くほど美しく映えます。
そして、お施主様がこだわった「照明」を今回の設えで主役に据え、「この豊かな空間を最大限に愉しむなら、どんな家具がふさわしいか」という想いを込めて、見学会のトータルコーディネートを担当させていただきました。
弊社の設計士が描いた「空間の意図」を、私たちプラスロゴバがインテリアでどう形にし、暮らしの景色を完成させていくのか。
その「建築×インテリア」が奏でる幸福な関係を紐解いていきます。
施工: 木の家専門店 谷口工務店
LDK:素材の重奏と、未来を見据えた「可変性」の灯り
LDK:素材の重奏と、
未来を見据えた「可変性」の灯り

LDKに一歩足を踏み入れると、ラワンの天井と中霧島壁のシックな質感が、住まう人を優しく包み込みます。お家の中核となるLDKは、まさに「素材の宝庫」です。自然素材の内装を引き立てるために、プラスロゴバで一点一点、丁寧に家具をセレクトしました。
ライフステージに寄り添う「光の設計」
ライフステージに寄り添う「光の設計」
ダイニングは、開放感あふれる吹き抜け空間となっています。ここに灯るのは、お施主様お気に入りのルイスポールセン「トルボー(Toldbod)220」です。この空間のスケールに合わせ、コードを特注延長して設置してあります。


プロの視点からこちらのLDKの見どころは、設計士による「可変性のある照明計画」です。天井に長く設置されたダクトレールにより、トルボーの位置は自由自在。 将来ご家族がテーブルに買い替えても、最適な場所に光を動かせるし、お子さんの成長似合わせて、ダイニングを広く使ったり、逆にリビング空間を設えたり。 この「未来の暮らしに寄り添う設計」こそが、私たちが提案する一生モノのインテリアと響き合うのです。
■トルボー220|ルイスポールセン
あるようでない、余計な装飾を削ぎ落とした究極のフォルム。 計算し尽くされた光は、眩しさを抑えながら、食卓をほんわりと柔らかな灯りで包み込んでくれます。点灯している時はもちろん、消灯時でさえ、ラワンのシックな色合いの中にポッカリと浮かび上がるシンプルなシルエット。 主張しすぎず、それでいて食卓を日常から少し特別な場所へと変えてくれる……トルボーはまさに「名脇役」です。素材の良さを邪魔することなく、日常の食事を「豊かな時間」にしてくれる、このお住まいにとって最良の選択となっています!
【ダイニング】品格を纏わせるダイニングチェア
【ダイニング】品格を纏わせるダイニングチェア

トルボーの下に設えたのは、ハンス J. ウェグナーの集大成、PP58ラストダイニングチェアです。 「最後にして最高」と言われるこの椅子のアームは、驚くほど座り心地がよく、優しく肘を支えてくれます。中霧島壁のシックな背景の中で、照明と家具が一つにコケこんで、その凛とした佇まいが空間に上品さをまとわせてくれます。これこそが+ROGOBAの目指すコーディネートです。
■PP58ラストダイニングチェア|PPモブラー
■PP58ラストダイニングチェア|PPモブラー
ウェグナーが「自分が最後に座る椅子」として、これまでの経験をすべて注ぎ込んだと言われるこの椅子は、肘を優しく受け止めるアームのラインが絶妙で、長く座っていても疲れにくくなっています。PP58は過去ブログでも紹介していますので、ぜひご参照ください。
【リビング】吉村順三の「たためる椅子」が作る和洋折衷
【リビング】吉村順三の「たためる椅子」が作る和洋折衷
リビングには、日本を代表する建築家・吉村順三氏の「たためる椅子」を。 杉の床や中霧島壁という和の情緒に、このモダンな一脚を置くことで、空間は一気に洗練された「和洋折衷」へと昇華します。低めに設計された座面は、日本人が古来から親しんできた「床に座る感覚」に近い安心感を与えてくれます。それでいて、北欧家具とも通ずる軽やかな木製フレームの美しさ。 完璧に揃えすぎず、本当に良いものを一脚ずつ置いていく。 そんな余裕を楽しむ気持ちのゆとりが、住まう人のセンスを格段に引き上げてくれると考えます。



ヌック、そしてリメイク家具。物語を繋ぐ設え
ヌック、そしてリメイク家具。 物語を繋ぐ設え
お家の中には、他にも見どころが盛りだくさんです。
洗礼された玄関土間


ドアを開けた瞬間、シンボリックなデザインのPH 2/1ペンダント(ルイスポールセン)が、この上なく美しく迎えてくれます。
見学会では、すっきりとした軽めのデザインのPK1(カール・ハンセン&サン)チェアをコーディネートしました。
中霧島壁の、手仕事の跡が残る豊かな素材感。 壁面の「凹凸」が生み出す奥行きに、照明の柔らかな光と影、そして三層吹きガラスのシェードが放つ透明感が重なり、思わず息を呑むほどのコントラストを描き出しています。この設えが、お家の第一印象を格別のものへと引き上げてくれていますね。
これから先、日々、そして刻一刻と表情を変えていくこの景色をご家族が目にすることを想像すると、私までとても嬉しい気持ちになります。
家族の歴史を、新しい暮らしへ繋ぐリメイクも可能
N様お手持ちの、モールガラスが可愛らしい食器棚。 かつては上下段セットだったその家具の「下段」のみを、当社の家具製作部門「モクノカグ」でリメイクしました。
今回のラワンの内装に合わせて、新たに天板を製作。新旧の素材が馴染み合うように丁寧に仕上げ、ダイニングを彩る新しい顔として蘇りました!
「古くなったから、形が合わないから」と処分してしまうのではなく、家族の歴史が刻まれた大切な家具を、新しい暮らしへと繋いでいく。
もし、眠っている家具や、どう使おうか迷っている思い出の品があれば、ぜひ一度ご相談ください。修理からリメイク、そして今の暮らしに寄り添う新たな提案まで。そんなストーリーの続きを紡ぐことが、よりそのご家族らしい、オンリーワンのインテリアを作り上げてくれるのだと私は考えます。

お子さんたちもおとなも嬉しいヌックという隠れ家
リビングの一角、ラワンに囲まれた「ヌック」には、オールドキリムとクッションを。家族の隠れ家のような、温もりある居場所になりました。


谷口工務店が「インテリア」に重きを置く理由
谷口工務店が「インテリア」に重きを置く理由
弊社、木の家専門店・谷口工務店が建てる「木の家」は、そのままでも十分に美しい空間です。
しかし、私たちが会社の理念として何より大切にしているのは、完成したその先にある「暮らしの質」です。
「お客様が望む暮らしの食卓にふさわしいペンダントは?」 「この窓からの光を、どの椅子で受け止めるのが一番心地よいか」
せっかく本物の木で家を建てても、そこに置かれる家具が空間と響き合わなければ、なかなか思うような心地よさは生まれません。
だからこそ谷口工務店は、建築の設計段階からインテリアに深く重きを置き、私たち+ROGOBAが家づくりのパートナーとしております。
設計士と私たちが対話を重ね、空間とインテリアをひとつの物語として編み上げていく。そうすることで、そのご家族にとっての「よりよい暮らしの環境」を提供し続けたいと考えています。
木の暮らしの質感を、ぜひ動画でも。YouTubeルームツアー公開中!
木の暮らしの質感を、ぜひ動画でも。YouTubeルームツアー公開中!
公開中のYouTubeルームツアーでは、お施主様と、谷口工務店の設計士が建物に込めたこだわりを、それぞれの視点から詳しく解説しています。ここではお伝えできていない、キッチンや水回り、二階など見どころたくさん!ぜひ、熱いこだわりをぜひ動画で感じてみてください。
+ROGOBA竜王ショールーム(予約制)では、今回ご紹介した名作たちの実物を展示しております。「私の家にはどの木の種類が合うかしら?」といったご相談も、ぜひ店頭で私、吉成までお尋ねください。カールハンセン&サンのキャンペーンも12月まで実施中です!家づくりに取り入れる良い機会になるかと思います!ビデオチャットでの打ち合わせも喜んで承ります。
皆さまの暮らしがより豊かになる一歩を、心を込めてお手伝いさせていただきます。


