紺野 弘通1972 –スウェーデンのウメオ大学アドバンスト・プロダクトデザイン・マスターコオースに在学中、ロス・ラブグローブと出会い、彼のデザインスタジオへ移籍、アシスタントデザイナーとして3年間家具のプロジェクトに携わる。2002年にロンドンで独立。2008年、東京デザインスタジオを解説。2009年 ELLE DECO「Young Japanese Design Talent 2009」受賞。
織田憲嗣氏著「デンマークの椅子」より引用
1872年に家具の部材メーカーとして創業したフリッツ・ハンセン。工業化を意識した「ファニチャーファクトリー」を自負し、成形合板や発泡ウレタンなどの技術をもつ一方で、ウェグナーの「チャイナチェア」などの美しい木の椅子や、ポール・ケアホルムのスチールと革の椅子など、素材の扱いには職人的な細やかさももってます。さらに、次世代の名作を生み出すべく、ハイメ・アジョンやキャスパー・サルト、セシリエ・マンズなど、世界中から優れたデザイナーを採用し、現代においても、フリッツ・ハンセンならではのデンマークの伝統と新しい才能とをコラボレートさせた新作を発表し続けています。
富山県高岡市金屋町を中心に発展してきた伝統産業である、高岡銅器から生まれた新ブランド。既成概念に捉われず、伝統産業に新しい風を吹き込むものづくりに取り組もうと、高岡銅器協同組合の有志13社によって、2011年に立ち上げられました。 国際的に活躍するプロダクト・デザイナーや建築家、ファッション・デザイナーらが参画し、伝統的な鋳造技術によって作り上げられる鋳物にデザインや機能を付加して、現代のライフスタイルにマッチする製品を提案しています。紺野氏もブランド始動時から参加、鋳物という素材が持つ風合いや個性を生かしたサイドテーブルなどの製品を発表しています。
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