皆さまこんにちは、プラスロゴバの吉成です。
デンマークの巨匠「フィン・ユール」と聞くと、多くの方が、彫刻のように美しい木製のアームチェアをイメージするのではないでしょうか。
椅子のなめらかな曲線は、世界中のインテリアファンを今も魅了し続けていますが…
本記事では、「ハウス・オブ・フィン・ユール(House of Finn Juhl)」のなかでも、ちょっと異色で、以前ご紹介させていただいているサイドボードと同じく、圧倒的にモダンな名作、「Nyhavn Desk(ニューハウンデスク)」を紹介したいと思います。
一見すると、非常にシンプル。ですが、まじまじとよく見ると、フィン・ユールにしか出せない美しすぎるディティールがいくつも隠されているのです。
今回はその魅力をお伝えできればなと思っております。
始まりは、1945年の小さなスタジオから
始まりは、1945年の小さなスタジオから
このデスクのオリジナルは、フィン・ユールが1945年にコペンハーゲンの中心地、「ニューハウン33番地」に初めて自身のデザインスタジオを構えたとき、自分自身の作業机として設計したものです。
本人はこのデスクをもの凄く気に入っていたそうで、事務所を移転した後も、ずっとこのテーブルを愛用し続けています。このデスクのディテールは、1950年代の彼の家具デザインの多くに影響を与えることになります。
ニューハウンデスクのデザインは、同時代で活躍していたアメリカ人デザイナー、「チャールズ・イームズ」のすっきりとしたモダンなラインからインスピレーションを得てデザインされています。そこにフィン・ユール独自のディテールを落とし込んで、様々な用途やバリエーションに応用していきました。
こだわった「浮遊感」と「カラーパレット」
こだわった「浮遊感」と「カラーパレット」
スチール製の細い4本の脚。そして、テーブル天板の下に幕板と呼ばれる補強板を使われておらず、また、細くてほとんど見えないスチール製の脚と木製の脚の効果で、天板がスッと宙に浮いているような、視覚的軽さを感じます。
フィン・ユールは、キャリアを通して、この効果を持ったテーブルを数多く生み出しました。
さらに、脚先は、スチール脚の先端に、天板と同じ種類の「木製のソックス(木足)」がちょこんと履かされています。
このさりげない異素材の組み合わせが、スチールの冷たさを消し、空間に温かみをもたらしてくれる、フィン・ユールのニクいテクニックです。脚のカラー展開にも、フィン・ユールの独特な並外れた色彩感覚が生きています。
定番のブラックだけでなく、鮮やかな「オレンジ」や、澄んだ「ライトブルー」が選べるのですが、これは彼が傾倒していたゲーテの色彩論(暖色と寒色の感情効果)に基づいた色合いなんですが、シンプルな形だからこそ、この色が抜群に映えますよね!

あなたはどっち派?2つのスタイル
あなたはどっち派?2つのスタイル
ニューハウンデスクはには、サイズ展開があり、天板の素材は、チーク、オーク、ウォールナット、オレゴンパイン、または「ブラック」もしくは「マッシュルーム」のリノリウムの突板天板と、それに合わせた木製の脚部が付属します。
脚部は、磨き仕上げのスチール、ブラック、オレンジ、ライトブルーから選べます(注:136cmバージョンは磨き仕上げのスチールは選択できません)。
オプションで、3段トレイ付きのトレイユニットを追加でき、暖色系または寒色系のカラーパレットから選べます。
① すっきりと、マルチに使う「テーブル単体」
無駄を削ぎ落とした、ミニマルなスタイル。
PCワーク用のデスクとしてはもちろん、お部屋の真ん中に置いて、軽やかなダイニングテーブルとして使うのも本当に格好いいです。

② 計算された色彩が躍るトレイユニット付き
1953年に追加された、3段の引き出し(トレイユニット)が浮かぶように吊り下げられたスタイル。 暖色系または寒色系の美しいグラデーションカラーの引き出しは、開けるたびに、心がおどるような仕掛けです。

天板の仕様選択
天板や脚の色を自分好みの組み合わせてご注文いただけます。






天板を彩る優れた天然素材「リノリウム」とは?
ニューハウンデスクの天板には、美しい木目のほかにリノリウムという素材を選ぶことができます。
日本では、まだあまり馴染みのない言葉かもしれませんが、実は亜麻仁油や粉末コルク、天然樹脂などから作られる、環境にも人間にも優しい100%天然の素材です。
ハウス・オブ・フィン・ユールが採用するリノリウムは、非常に高品質。表面はしっとりとした滑らかな質感のマット仕上げで、触り心地が良いだけでなく、PC作業時の音を和らげる心地よい音響効果まで持ち合わせています。
特徴とお手入れのコツ
- 本来、帯電防止性があるためほこりが付きにくく、日々のお手入れは驚くほど簡単です。
- 一度沸騰させたお湯をしっかりと絞り、ぬるま湯程度に冷ましたマイクロファイバークロスで湿らせて拭くだけ。そのあと乾いたクロスで水分を拭き取れば完璧です(※素材を傷める原因になるため、水の使いすぎにはご注意ください)。
- 表面が比較的柔らかいため鋭利なもので傷がつくことがありますが、決して研磨はしないでください。天然素材ならではの特性で、傷は時間の経過とともにある程度「自然に修復」されていきます。
- 必要に応じて、汚れ落としに、100%天然原料のワックスクリーナー「リボス グラノス」での表面処理がおすすめです。
写真や言葉だけでは伝えきれない、この極上のしっとりとした質感。ぜひ、プラスロゴバ(正規販売店)にて実物の素材サンプルに触れて、その確かさを確かめてみてくださいね。
脚(フレーム)のカラータイプ
脚部もバリエーションがありますので、空間の雰囲気に合わせてお選びください。



※上記以外で、磨き仕上げのスチールもお選びいただけます。(色味はブラック) ただし、136cmサイズは磨き仕上げのスチールは選択できません
組み合わせのバリエーション
ニューハウンデスクの天板(木材やリノリウム)と、カラフルなスチール脚、そしてトレイユニット。 その組み合わせはまさに無数にありますが、だからこそ「これだ!」と思える運命のバランスを探す楽しさがあります。
ここでは、プラスロゴバが自信を持ってオススメする3つの組み合わせをご紹介します。






天板:オーク 脚:ライトブルー(オーク) トレイ:寒色

天板:ブラックリノリウム(オーク) 脚:オレンジ塗装(オーク) トレイ:暖色

天板:ウォルナット 脚:ブラック塗装(ウォルナット) トレイ:暖色
NYHAVN DESKの品番・サイズ・価格
| モデル名 | 種類 | サイズ | オーク・ウォルナット パイン・リノリウム | チーク |
|---|---|---|---|---|
| FJ 5381 | デスク | 幅190 | 奥行 85 | 高さ72.5 cm | ¥831,600 | ¥889,900 |
| FJ 5380 | デスク | 幅170 | 奥行 85 | 高さ 72.5 cm | ¥763,400 | ¥817,300 |
| FJ 5369 | デスク | 幅136 | 奥行 68 | 高さ 72.5 cm | ¥435,600 | ¥465,300 |
| FJ 5385 | トレイユニット | 幅43 | 幅: 51 | 高さ: 26 cm | ¥455,400 | ¥487,300 |
※トレイユニットは寒色系・暖色系のどちらかでお選びいただけます。(同価格)
ご注文方法
ハウスオブフィンユールの家具はオンライン販売を行っておりません。まずは現物をご覧いただくことをおおすすめしております。以下リンク先にご購入までの流れを記載しておりますので、ご確認ください。
まずは、お店でフィン・ユールを
まずは、お店でフィン・ユールを
画面越しにどれだけ熱く語っても、フィン・ユールがこだわったリノリウムのしっとりとした質感や、ニューハウンデスクが放つ圧倒的な「浮遊感」のオーラは、実物を見て、触れてみないと100%は伝わりません。
天板と、脚と、トレイユニット。 無限にある組み合わせの中から、あなたにとっての「これだ!」を見つける時間は、本当に最高にワクワクする時間です。
だからこそ、まずは私たちプラスロゴバ(正規販売店)に、その実物サンプルを確かめにご来店ください。当店では大津百町スタジオにて、以下の仕様のニューハウンデスクを展示しております。サイズは138cmのもの。

「フィン・ユールのデザインがとにかく大好き」 「あこがれている」などなど、、そんなお話をしながら、とにかくまずはフィン・ユールについて、皆さまとお店で熱く語り合えたら、私たちスタッフにとってこれほど嬉しいことはありません。
遠方の方や、まずはお手元の図面を見ながら相談したいという方は、メールやLINE、お電話でのやりとりも大歓迎です。どんなに小さな疑問でも、じっくり丁寧にお答えさせていただきます。皆さまとお会いできるのを、心より楽しみにお待ちしております!
ご来店・ご相談窓口
ニューハウンデスクの素材サンプル(木材・リノリウム・カラー脚)を取り揃えております。お部屋の図面などをお持ちいただければ、その場でコーディネート提案も承ります。

ニューハウンデスクの実物をご覧になりたい方
滋賀県大津市の「大津百町スタジオ」にてお試しいただけます。なお、当店はゆったりとした空間で家具と向き合っていただくため、完全予約制とさせていただいております。恐れ入りますが、ご来店の際は下記より事前のご予約をお願い申し上げます。またその他ご相談なども承ります。


