家づくりとともにオーダーメイドの食卓
木の家専門店 谷口工務店で新築されたY様邸のこだわりのダイニングテーブルをご紹介。
ナラ無垢材を贅沢に使ったリフェクトリーテーブル。まだ幼いお子さんのいる5人家族が日々の食事を囲む、温もりと丈夫さを兼ね備えた一台です。
「シンプルで空間に馴染む素材で、永く使えるテーブルを」というご希望から、建築段階でのご相談を経て完成したこのテーブル。住まいと一体化したかのような佇まいが、日常に特別感を与えてくれます。
長方形×リフェクトリーデザインが生む、機能性と重厚感
このテーブルは当社定番のスタイルで、クラシカルな雰囲気を持つリフェクトリーデザインをイメージして制作。
天板を支えるのは、どっしりとした二本脚構造で、視覚的にも物理的にも安定感と重厚感を感じさせます。
長方形のフォルムは、来客時やお子様の学習スペースとしても柔軟に使えます。
サイズは幅230cmほどあり、十分な余裕があり、食事も会話も自然とゆったりとくつろいでいただけるかと思います。
「リフェクトリーテーブル(refectory table)」とは、ヨーロッパの修道院や大邸宅の食堂(refectory)で使われていた、長くて頑丈なダイニングテーブルのことを言います。家族での食事はもちろん、来客時や作業スペースとしても活躍します。脚が端ではなく内側にあることが多いため、椅子のレイアウトの自由度が高いのもメリットです。

ナラ無垢材 × オイル仕上げの美しさ

天板と脚部には、ナラ材(オーク)無垢を使用。
自然塗料によるオイル仕上げを施すことで、木目の美しさや木肌の質感を活かした仕上がりに。
使い込むほどに味わいが増すナラ材は、長く使い続けたいテーブルにぴったりの素材です。
汚れやキズも「経年美化」として楽しめるのが、無垢材家具ならではの魅力です。
建物と一体となってデザインする

テーブルの脚には、3本脚のユニークなデザインを採用。見た目の軽やかさに加え、足元にゆとりが生まれ、どこに座っても脚が邪魔になりにくい設計です。気持ち外側に広がった脚は安定感と、構造的な強度も考慮し、バランスよく仕上げました。
北欧チェアでコーディネートした上質なダイニング
テーブルに合わせたのは、北欧デザインのチェア。カールハンセン&サン社製のCH36、CH20。
シンプルでありながら存在感があり、ナラ材の色合いとも美しく調和します。
チェアの座面にはペーパーコードやファブリックなど、素材感に変化を持たせてコーディネート。
「使いやすさ」と「美しさ」のバランスを意識したダイニング空間が完成しました。
自社大工が手がける家具づくり
プラスロゴバのオーダー家具は、造作家具から置き家具まで、自社大工の「MOKUnoKAGU」が製作しています。
現場を知り尽くした大工がひとつひとつ丁寧に仕上げることで、空間全体に調和した美しさと高い精度、そして何より長く安心して使える品質をお届けしています。
既製品では難しい寸法対応や素材の統一感も、自社大工ならではの対応力で実現。どんなことでもまずはお気軽にご相談ください。