【フィン・ユール】 名作ソファ / ベーカーソファ/ジャパンソファ/46ソファ

皆さま、こんにちは。+ROGOBAの村井です。
毎日つかうソファこそ、長く愛せる“特別”を選びたい——そう感じているあなたへ。北欧デザインの巨匠フィン・ユールの名作ソファは、座り心地だけでなく、空間の雰囲気まで穏やかに整えてくれます。+ROGOBAで実際にご体感いただける、ベーカーソファ/ジャパンソファ/46ソファをご紹介しながら、サイズ・ファブリック・納期(在庫・受注)まで、失敗しない選び方をサポートいたします。

フィン・ユール(Finn Juhl)は、彫刻的な曲線と軽やかなフォルムで、デンマーク家具の中でも独自の位置を築いたデザイナーです。彼のソファは“座るための道具”を越え、部屋全体の空間を整えるオブジェのよう。視線が流れる曲線、軽やかな脚、浮遊感のある座面。毎日の暮らしに余白を生み、あなたの時間に寄り添います。
さらに、名作は張地(ファブリック)を替えながら永く使えるのが魅力。季節や気分で生地を変えると、まるで新しい家具が来たように。“買い替える”ではなく“育てる”感覚で、暮らしのストーリーを重ねられます。

彫刻性と快適性の融合

フィン・ユールのソファには、まるで彫刻作品のように流れるフォルムと、日常に寄り添う心地よさが同居しています。
背もたれやアームの曲線は視覚的な美しさを放ちながら、同時に身体を自然に受け止める形状となっており、「アートの中にくつろぐ」という体験を与えてくれます。

素材の丁寧な仕上げ

オークやウォルナットといった上質な無垢材、そして丹念に張り込まれたファブリックやレザー。
一つひとつが熟練の職人によって手仕事で仕上げられ、家具という機能を超えて、素材の持つ力強さと繊細さが空間に伝わります。木部の面取りや接合部の処理に至るまで、その緻密さは工芸品の域に達しています。

“家具を彫刻として創る”哲学

フィン・ユールが生涯貫いたのは、家具を単なる道具ではなく、彫刻の延長線上にある存在として生み出す姿勢です。
ベーカーソファの浮遊感ある背もたれ、ジャパンソファの水平と垂直の構成美、46ソファの有機的なライン。いずれも人の身体に調和しながら、部屋に置かれることで空間そのものを芸術に変えていきます。
そこには「使う人が美しい造形に包まれながら、心から安らげる」というユール独自の哲学が宿っているのです。

Baker Sofa(ベーカーソファ):彫刻を置くように暮らす

1951年にフィン・ユールのアメリカ進出を象徴する作品で、2ピースに分かれた背もたれがまるで宙に浮かぶような軽やかさと彫刻的美しさを持つデザインです。建築的な精密さとオーガニックなフォルムの融合により、空間を芸術のように演出します

座り心地・構造
背もたれの高いラウンジチェア感覚で、身体を包み込む安心感ある設計
クッション部分にはスプリングが組み込まれ、適度な弾力と耐久性が両立。

中材と素材
フレームはオーク材またはウォルナット材の堅牢な構造で、張地は手縫いで仕上げられたテキスタイルまたはレザーから選べます

コーディネートのコツ

BakerSofaは奥行がしっかりあるため、サイズ選びは動線とバランスが鍵。2.5〜3人掛けの間取りでも、壁面から少し離し“余白”を作ると彫刻的な美しさが際立ちます。また、見られる角度”が多いソファなので、障子やリネンカーテンを柔らかく揺らし、ソファの前に小さめのナチュラルキリムを敷くと、床とソファとの繋がりが美しく、より際立ちます。

Japan Sofa(ジャパンソファ):和の余白と北欧の軽さ

日本の伝統建築、特に大鳥居の静謐な美しさにインスピレーションを得たデザイン。シンプルながら奥深いフォルムが特徴で、畳や障子のある空間に自然と調和します。
背もたれが水平に伸びた美しいラインに、丸みのある終端が視覚的な洗練さを与えており、ディテールへの強い拘りが感じられます

座り心地・構造
シンプルな構造ながら、均整のとれたプロポーションで心地よく自然な座り心地を実現。
背もたれは真鍮製のブラケットでフレームから浮かせており、軽やかな印象と同時に適度なしなりが期待できます。

中材と素材
素材はオークまたはウォルナットの木部と、手作業によるファブリック張り
サイズ展開:2シーター(W1210×D700×H780 mm、SH350 mm)、3シーター(W1800×D700×H780 mm、SH350 mm)

コーディネートのコツ

Japanソファは名前の通り、日本建築から着想を得ているので、和の空間にも洋の空間にも自然に溶け込む万能な名作です。
住まいのフローリングや建具の色に近いものを選ぶと、空間に自然に溶け込みます。
和室や明るい床にはオーク、落ち着いた邸宅や濃色の床にはウォルナットがおすすめ。

張地は「落ち着き×アクセント」のバランスを意識
基本は グレーやベージュなどのニュートラルカラー → どんな内装にも合わせやすい。
クッションで色や柄を加えると、程よいアクセントに。 例えば「ネイビーやディープグリーンのクッション」で高級感を出すのも◎。

Japanソファは高さが抑えられたデザイン。
センターテーブルやサイドボードも高さを抑えると、水平ラインが揃い、空間が広く見えます。
「和の広がり」「北欧の抜け感」を同時に演出できます。

46 Sofa(46ソファ):日常づかいの端正さ

1946年にデザインされたデンマーク・ポストウォー期の名作。ヘンリー・ムーアやピカソの彫刻的造形から着想を得た、柔らかく有機的なフォルムが魅力。芸術的でありながら居心地の良さを備えた、本質的にバランスの取れた作品です。

座り心地・構造
シンプルな構造ながら、均整のとれたプロポーションで心地よく自然な座り心地を実現。

背もたれは真鍮製のブラケットでフレームから浮かせており、軽やかな印象と同時に適度なしなりが期待できます。

中材と素材
フレームはオークまたはウォルナットの無垢材で、「曲げ加工を使わず一本から削り出した曲線が優雅」な仕様
張地は手縫いで仕上げたファブリックまたはレザー

スプリング内蔵の座クッション
座面クッションには 内部にスプリング(コイルスプリング) が組み込まれています。一般的なウレタンだけのソファと比べて「沈み込みすぎず、弾力が長持ち」するのが大きな特徴。長時間座っても身体をしっかり支え、腰や背中への負担を軽減します。

高密度ウレタンとの組み合わせ
スプリングを包み込むように 高密度ウレタンフォーム が使われています。これにより「表面はやわらかいけれど、奥でしっかり支える」二重構造の座り心地。
柔らかさと安心感のバランスが絶妙で、包み込まれるような快適さを実現しています。

小さな邸宅にもすっと馴染む、コーディネートのコツ

46ソファは、サイズも132 × 75 × 42/80 cm と、比較的小さく、日本のお家にもとても馴染みやすいソファです。
素材やカラーを変えると、どんなコーディネートにも合わせやすく、とても使いやすいデザインとなっています。
背面の柔らかな曲線が見えることで「彫刻作品のように」際立ち、また、背中が見える位置に置けるリビングや応接間だと、特に魅力が映えます。

もこもこのファブリックは、とってもかわいいですね!

一般的ではなく“特別”を置く理由

座るだけで、美術館にいるような心地よさ。
世代を超えて愛され続けるフィン・ユールのソファは、人生を重ねてきた方にこそ似合います。
時が経つにつれ、価値が高まる北欧の名匠の作品を、暮らしに取り入れ、毎日のくつろぎが、やがて家族の思い出や人生の物語を刻む一部となっていきます。

ご注文〜納品の流れ

フィン・ユールの家具のご注文の流れになります。
まずは、お気軽にご相談ください。プラスロゴバが所有している家具については、実際にご体感いただき、座り心地をお確かめいただけます
一度座ってみたい、見てみたいという場合は、展示場のご予約をいただけますと専門のスタッフがご案内させていただきます。

電  話: 0748-26-5577
お問い合わせ: info@plusrogoba.jp

ご注文の流れ
  1. ご相談・(ご来店)・仕様決定
  2. お見積もりのご確認
  3. ご注文確定(ご入金)
  4. 発注後、製作開始
  5. 国内到着後、検品・ご配送
木部・張地の選定

家具の仕様は、木部(オーク・チーク・ウォルナット等)と張地(ファブリック・レザー)をお選びいただけます。
ショールームに素材サンプルをご用意しておりますので、実際にご覧いただくことをおすすめいたします。
樹種や一部のおすすめの張地をご参照ください。

お支払いについて

受注生産のため、ご注文確定時に全額前払いをお願いしております。
銀行振込または、店頭にてクレジットカード・各種QRでのお支払いが可能です。

納期について

フィン・ユールの家具は、デンマーク「House of Finn Juhl」社にて一つ一つ丁寧に製作されております。
受注生産のため、ご注文からお届けまでに4〜6ヶ月程度お時間を頂戴しております。
納期に関しては時期により変動する場合がございますので、詳細はスタッフまでお問い合わせください。

配送・設置について

お届けは、専門業者による開梱・設置サービスを含めたお届けとなります。
お部屋への搬入経路や設置スペースについて、事前の確認をお願いいたします。

アフターサービス

ご購入後のメンテナンスや修理のご相談も承っております。
長くご愛用いただくために、お手入れ方法についてもお気軽にご相談ください。

時間を重ねるほどに輝く、フィン・ユールの名作ソファ

豊かな時間を過ごすために選びたいのは、年月を経ても輝きを失わないソファ。
フィン・ユールの作品は、美術館に収蔵されるほどの美しさと、毎日のくつろぎを両立しています。
邸宅や別荘にふさわしい、審美眼に応える名作です。

ソファ選びは、決して難しいことではありません。
「どんな空間にしたいか」「どんな時間を過ごしたいか」…その思いを一緒に紐解いていく中で、自然と答えが見えてきます。

フィン・ユールのソファは、置くだけで空間が不思議と整い、静かな存在感で暮らしを支えてくれます。難しい理屈や特別な知識がなくても大丈夫です。ご一緒にお話しながら、その方の住まいや暮らしにふさわしい形を見つけていければと思っています。

ひとつ選んだソファは、ただの家具ではなく、これからの時間をともに刻む存在になります。時を経るごとに愛着が増し、住まいに調和しながら、日常を少しずつ豊かにしてくれるはずです。


+ROGOBAでは、ソファだけではなく、お客様のお家のイメージや床や壁の材料を見せていただきながらインテリアコーディネートのご提案をしています。
日々の暮らしの中で、最高の空間づくりをお手伝いしています。


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