皆さま、こんにちは。プラスロゴバの村井です。
あなたのリビングに「たった一つ」置くだけで空気が変わる名作テーブル──それがフィン・ユールの《Eye Table(アイテーブル)》です。
曲線がやわらかで彫刻のように美しいフォルムは、眺めているだけでもほっと安らげる存在。
アイテーブルの魅力・選び方・レイアウト術をシンプルにまとめました。
フィンユール アイテーブルとは? ── 曲線美が生まれた背景


フィン・ユールは20世紀デンマークを代表する家具デザイナーです。彫刻家のように「家具を空間のアート」として捉え、機能性と芸術性を両立させた点で今も世界中にたくさんのファンがいます。アイテーブルはその代表作の一つ。天板を上から見ると“目(Eye)”の形をしており、緩やかな左右対称の曲線が空間に柔らかさを与えます。余分な装飾を削ぎ落としながらも、手触りや陰影で豊かな表情を楽しめるのが大きな魅力です。
彫刻的フォルムがもたらす心理的効果
角ばった家具が多い空間では、ときに「直線ばかりで緊張感がある」と感じがち。そこでアイテーブルのような有機的な曲線を一つ加えると、視線がゆるやかに流れ、部屋全体がリラックスムードに包まれます。+ROGOBAショールームでは、ソファと合わせた際の“抜け感”や歩行動線の滑らかさも体験いただけます。

アイテーブルを生活の一部として使う魅力

リビングの中心に「くつろぎ」の場をつくる。
ソファや座椅子の前にコーヒーテーブルを置くことで、自然と家族や友人が集まりやすくなり、リビングに会話や団らんの場が生まれます。お茶やお菓子を囲んで過ごす時間が、日常にちょっとしたゆとりをもたらします。
幅が広すぎず、奥行きも浅め。日本の住宅事情にもフィットしやすいサイズ感。
壁付けにも中央置きにも使える柔軟さがあるため、リビングに置いても圧迫感がありません。
ウォールナットやチークなど、使用される木材は質が非常に高く、手触りも美しい。
長く使うほどに艶が増し、木目が深くなっていくので、年月とともに「育つ家具」として愛着が湧きます。
視覚的に「抜け感」が出るデザイン

フィン・ユールの家具は、脚部が細くシンプルなので、視界を遮らず圧迫感がない。
狭めの空間ではこの“視覚の軽さ”がすごく効いて、空間が広く見える効果があります。
素材と経年変化の楽しみ方
オークは経年でハチミツ色に深まり、北欧らしいあたたかみを演出。
ウォールナットは最初から落ち着いた濃色で、高級感が際立ちますが、光を浴びるほど赤みが穏やかになり、ツヤが増します。
どちらもオイル仕上げならご自宅でメンテナンスが可能。乾拭き+年1回ほどのオイル塗布で、しっとりとした手触りをキープできます。
レイアウト別インテリア実例で学ぶ配置テクニック
ソファ前/余白を活かす“ハーフリビング”

標準的な2〜3人掛けソファの前に置く場合、テーブル前後に30 cm程度の通路を確保するとスムーズに動けます。アイテーブルは三角形に近いシルエットのため、通常の長方形テーブルより空間が広く感じられます。

イージーチェアとの相性も抜群です。
イージーチェアの横に置けば、カップと本を置くのに十分。目の形が視線を自然に誘導するので、壁アートやフロアランプと合わせると“静かな余白”が生まれ、ホテルラウンジのような雰囲気を作れます。
バリエーションと納期と購入時のチェックポイント




①天板 White laminate / Black linoleum
脚部:オーク/ウォルナット/チーク
②天板/脚部 オーク
③天板/脚部 ウォルナット
④天板/脚部 チーク
4つのバリエーションからお選びいただけます。
プラスロゴバ大津百町スタジオでご覧いただける仕様は、天板(ホワイトラミネート)脚部(ウォルナット)です。
その他、チーク×チーク、ブラックラミネートのアイテーブルもご覧いただけますので、ぜひご相談ください。
納期につきましては、およそ6カ月程度となっております。
暮らしに北欧らしい温もりと上質な曲線を添える第一歩として、ぜひ一度アイテーブルを体感してください。

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