皆さま、こんにちは。+ROGOBAの村井です。
いつもプラスロゴバのウェブサイトをご覧いただき、誠にありがとうございます。
私たち「プラスロゴバ」は、日本の建築美を極める【木の家専門店 谷口工務店】と、北欧の優れたデザインをセレクトする【ROGOBA(ロゴバ)】が出会い、誕生しました。私たちが追い求めるのは、古き良き日本の町屋や古民家が持つ力強くも美しい佇まいに、現代の快適な暮らしを違和感なく取り入れた、新しいライフスタイルです。
この理念を形にする、新たな挑戦として、古民家再生プロジェクト「T+ROGOBA」が始動しました。単なるインテリアの提案を超え、私たちが北欧家具を通して空間に注ぎ込みたい「価値」についてご紹介します。
「T+ROGOBA」プロジェクトとは?三位一体の理想的な出会い
「T+ROGOBA」プロジェクトは、それぞれの分野で卓越したプロフェッショナルが手を組んだ、まさに三位一体のコラボレーションです。
このプロジェクトが始まったきっかけは、日本に昔からある素晴らしい建物(町屋)を、壊すのではなく、
過去から未来へ、親から子へ、伝統を、「つなげたい」
日本の風土と伝統的な技術を現代に昇華させ、「人と生活に寄り添う、本質的で美しい住まい」として残したいという思いからでした。
柱一本、梁一本に宿る日本の記憶。それを、建築家 竹原義二の積み重ねた技術、日本の職人、大工が受け継いできた技、そこに、北欧の家具がそっと寄り添うことで、空間はただの「古い建物」から、住む人を優しく包み込む「現代の安らぎの暮らしの場」へと進化します。
建築家 竹原義二 × 木の家専門店 谷口工務店 × +ROGOBA
日本の町屋特有の陰影と静謐さのなかに、北欧の繊細で優美なデザインが浮かび上がる。和と北欧の美意識が交錯した、唯一無二の空間を提案いたします。



「北欧家具と空間デザイン」
私たちは、この「日本の建築美 × 現代の暮らし × 北欧デザイン」が織りなす幸せな化学反応を通じて、お客様の心がふわりと満たされる瞬間を、このプロジェクトから生み出していきたいと考えています。
「受け継ぐ」と「新しく生む」を同時に叶える、建築家・竹原義二の力
町屋再生プロジェクト「T+ROGOBA」において、欠かすことのできない柱となっているのが、日本を代表する建築家・竹原義二先生(無有建築工房)です。町屋や古民家の再生は、単に古いものを新しく直すことではありません。そこには、竹原先生にしかできない「伝統への敬意」と「現代の感性」の高度な融合があります。
1.建物の「声」を聞き、本質を読み解く

竹原先生は、その町屋が何十年、何百年と積み重ねてきた歴史や、柱一本が持つ力強さを瞬時に読み解きます。何を活かし、何を引き算すれば、その家が最も美しく輝くのか。建物が本来持っている「ポテンシャル」を極限まで引き出す設計は、まさに圧巻です。


2.「光」と「風」をデザインする
竹原建築の大きな特徴は、外の世界(庭)と室内のつながり方にあります。町屋特有の「奥ゆかしさ」を大切にしながらも、現代の暮らしに不可欠な光や風を大胆に取り込む。その絶妙なバランスによって、古い建物特有の「暗さ」や「閉塞感」は、心地よい「静寂」と「開放感」へと生まれ変わります。


3.素材の力を引き出す、緻密なこだわり
木、土、石、そして鉄。竹原先生は素材の組み合わせによって、空間に独特の深みとリズムを生み出します。その計算され尽くした空間は、私たちのセレクトする北欧家具やキリムと、まるで何年も前からそこにあったかのように共鳴し合います。


4.人の「営み」を真ん中に置く
竹原先生の建築は、ただ眺めて美しい「作品」ではありません。そこで家族がどう笑い、どう集い、どう歳を重ねていくか。住む人の「生活」が一番豊かになるように設計されています。だからこそ、私たちの提案する「座り心地の良い椅子」や「温かな食卓」が、その空間で最高の役割を果たすことができるのです。

なぜ「町屋」に「北欧家具」なのか?プラスロゴバからの提案
町屋を支える日本の大工。そして、北欧の家具を造り上げる職人。 一見、遠い国同士のように思えますが、実はこの二つの手仕事には、驚くほど似た「誠実さ」が宿っています。
普遍的な美しさが、伝統美を引き立てる
北欧デザインは、華美な装飾を排し、シンプルで機能的であることを追求しています。
町屋を支える大工の技と、北欧家具の座り心地を極めたデザイン。この二つを並べたとき、私たちはそこに共通する「本物の美しさ」を感じずにはいられません。
それは、飾るための美しさではなく、「道具としての役割を突き詰めた先にたどり着いた美しさ」です。
大工が施す継手(つぎて)や仕口(しぐち)といった伝統技能は、家を強く、長持ちさせるための知恵から生まれています。その無駄のない構造は、そのまま「構造美」として私たちの目を楽しませてくれます。
一方で、北欧家具のデザインもまた、徹底的に「人の体」に向き合うことから始まります。どうすれば疲れず、心地よく座れるか。その答えを追求して生まれたなめらかな曲線や、手になじむ木の仕上げは、使う人の暮らしを快適にするための「機能」そのものです。


「丈夫で快適であること」を極めた町屋の空間に、 「デザインと機能」を極めた北欧家具を置く。
この二つが出会うとき、空間には凛とした美しさが漂いながらも、どこか包み込まれるような優しさが生まれます。美しさの根底にある「暮らしへの想い」が同じだからこそ、その空間は私たちの五感に深く、心地よく響くのです。
この普遍的な美しさは、古民家の力強い梁や柱、土壁といった「素の美しさ」と決してぶつかりません。むしろ、洗練されたラインを持つ家具が対比を生み、日本の伝統建築の美しさを際立たせます。

温もりある素材感が、空間に調和をもたらす
日本の大工は、木一本一本のクセを読み、その個性を活かしながら、何十年、何百年と耐えうる強固な構造を組み上げます。一方で北欧の職人もまた、木材が持つ温もりや木目の美しさを最大限に引き出し、世代を超えて受け継がれる丈夫で機能的な家具を仕立てます。
どちらも、ただ形を造るのではなく、「使う人の未来」を想い、見えない部分にまで妥協しない。そんな職人たちの「ひたむきな技」が、同じ空間で出会ったとき、不思議なほど心地よい共鳴が生まれるのです。
北欧家具の多くは、無垢材や天然の布地など、自然の素材を大切に作られています。使い込まれた町家の木材の風合いは、家具の温もりある素材感と見事に調和し、空間全体に心地よい一体感を生み出します。
町家が持つ「悠久の時」と、長く大切に使うことを前提とした北欧家具の精神が共鳴し、空間に新しい命と歴史を重ねる温かさをもたらすのです。

機能性による、現代の快適な暮らしの実現
町家を再生する目的は、単に歴史を保存することだけではありません。現代のライフスタイルに合わせた快適さが必要です。
日々の疲れを解き放つ、水回りの快適さ
町屋での暮らしを考えるとき、私たちが家具と同じくらい大切にしているのが、お風呂や洗面所といった「水回り」の豊かさです。
かつての町屋では、水回りは暗く寒くなりがちな場所でした。しかし「T+ROGOBA」が提案するリノベーションでは、そこを家の中で最も心安らぐ「癒しの空間」へと生まれ変わらせます。
たとえば、木の香りに包まれる檜(ひのき)の浴槽。 職人の手仕事が光るタイル壁に囲まれ、お湯に浸かりながらゆっくりと流れる時間を楽しむ…。それは、ただ身体を洗う場所ではなく、一日の終わりに自分を慈しむための大切な時間になります。
また、光が差し込む開放的な洗面スペースには、暮らしの動線を考え抜いた現代的な機能性を。 お気に入りの北欧のスツールをひとつ置くだけで、そこは朝の身支度を整えるだけの場所から、庭の緑を眺めながらゆったりと自分を整える、上質なラウンジのような空間へと進化します。
「古いから不便」ではなく、「古いからこそ、現代の知恵と北欧の感性を加えることで、これ以上ない贅沢な場所になる」。
最新の設備による快適さと、職人の技が息づく美しさ。この両方が揃って初めて、今の私たちが心から満足できる町屋の暮らしが完成するのです。


家族団らんの中心となるダイニングテーブル -庭の緑と光に包まれる、家族の「特等席」-
町屋の暮らしの中で、家族が最も長い時間を過ごす場所。それはやはり、庭を眺める特等席に置かれたダイニングテーブルではないでしょうか。
開放感あふれるキッチンとダイニングは、町屋ならではの趣を残しつつ、現代の暮らしに心地よいリズムを与えてくれます。庭の緑を楽しみながら料理をし、そのすぐ傍らで家族が食事を楽しみ、今日あった出来事を語り合う。
そして、ただ美しいだけでなく、長い時間座っていても疲れにくい設計がされている北欧のチェア。食事が終わった後も、そのまま温かいお茶を飲みながら読書をしたり、庭を眺めてぼーっとしたり……。自然と家族が集まり、会話が弾み、いつの間にか時間が経ってしまう。そんな「心のゆとり」が、この場所から生まれます。

これらの北欧の家具が、再生された町家の広々とした空間に、確かな機能性と安らぎをもたらします。町家リノベーションの質は、最後に選ばれる家具によって大きく左右されるのです。
私たちは、家具選びを通して、そんな毎日が愛おしくなるような「家族の風景」を形にするお手伝いをしたいと願っています。
T+ROGOBAが提供する「心豊かな暮らし」の実現
「T+ROGOBA」が目指すのは、単に町家を綺麗にすることではありません。日本の風情と北欧デザインの洗練が織りなす空間で、日々の暮らしをより豊かに、心満たされるものに変えることです。
力強い梁の下で北欧のゆったりとしたソファに身を沈める時間、あるいは、光と風を取り入れた開放的な空間で家族と囲む食卓。このプロジェクトは、私たちプラスロゴバが提案する「心豊かな暮らしづくり」の理想の形を、具体的なモデルとして示してくれます。
私たちは、この「T+ROGOBA」を通じて、日本の伝統建築と北欧のライフスタイルが奏でる新しい調和を体感していただく、暮らしづくりのパートナーとして、これからも皆様に寄り添ってまいります。
ぜひ、この融合が生み出す「快適さと美しさ」を、実際に体感してください。
「T+ROGOBA」は、日本の伝統建築と北欧のライフスタイルが奏でる、新しい時代の古民家再生の答えです。
プラスロゴバは、これからも、質の高い北欧家具を通して、皆様の町家リノベーションや、新築の家づくりにおける価値ある空間づくりをご提案し続けます。
「T+ROGOBA」プロジェクトの詳細、および最新情報はこちらからご覧いただけます。

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