こんにちは、プラスロゴバの村井です。
今回は、木の家専門店 谷口工務店の設計士が建てた自邸について紹介させていただきたいと思います。
谷口工務店は、「木の家は、暮らしをつくる」という想いのもと、自然素材と職人技にこだわった家づくりを行っている工務店です。設計から施工まで一貫して行い、お客様一人ひとりの暮らしに寄り添う住まいを提案しています。
今回は、そんな谷口工務店の設計士が、自ら設計し、+ROGOBAの家具とともに暮らす自邸について綴らせていただきます。

施工: 木の家専門店 谷口工務店
+ROGOBAで出会った逸品たち
まずは、北欧家具のご紹介。
谷口工務店の竜王のショールームをはじめ、彦根や大津にあるモデルハウスには、北欧家具をコーディネートしております。
谷口工務店の社員はみな、北欧家具を日々見て座って体感しているので、すっかり目が肥えた一人です。
今回、ご紹介するのは、見学会の開催用に持ち込んだダイニングセットと、お選びいただいた照明たちです。
ダイニング編


モクノカグ
ラウンドテーブル(ウォルナット)
お家のイメージに合わせて樹種やサイズをカスタマイズできるオーダーテーブル

カール・ハンセン&サン
CH26チェア
ハンス J. ウェグナーが手がけた、優美な曲線と快適な座り心地が魅力

PP Møbler
PP701 Minimal Chair
ミニマルな構造と洗練されたディテールが融合した究極のエレガンスチェア
樹種のカラーを楽しむため、ダイニングテーブルには、ウォルナット材のラウンドテーブルを選びました。また、椅子にも、オークやウォルナット、スチールの脚やレザーの座面と様々な種類の仕様を持ってくることで、家具をふんだんに楽しみつつ、座り心地を追求しました。
カベや戸板、照明が「白」というのも、ひとつのポイントです。
リビング編


カール・ハンセン&サン
OW150_デイベッド
巨匠オーレ・ヴァンシャーがデザイン。伝統的な北欧家具の技術が随所に見られる

たためる椅子(座面:麻)
吉村順三が手掛けた日本の家のためのイージーチェア

ROOGBA KILIM
羊の毛を刈るところから人の手がひとつずつ織られた敷物。
照明


ルイスポールセン PH4/3 ペンダント
ルイスポールセンの「PH 4/3ペンダント」は、デンマークの照明デザイナー、ポール・ヘニングセンが1920年代に考案した、複数のシェードを重ねた「3枚シェードシステム」を継承したペンダントライトです。
シンプルで飽きのこないデザインと、ヘニングセンが追求した「人が心地よく感じる光」を具現化した機能美は、発表から半世紀以上経った今もなお、世界中で愛されるロングセラーとなっています。


ルイスポールセン
VL45 ラジオハウスペンダント(ペール・ローズ/Φ175)
デンマークの建築家ヴィルヘルム・ラウリッツェンが1940年代にコペンハーゲンのデンマーク国営放送局(ラジオハウス)のためにデザインした照明。
職人の手作業による吹きガラスは、一つひとつ色合いや厚みが異なるため、唯一無二の表情を楽しむことができます。真鍮部分は無塗装のため、時間の経過とともに独特の風合いへと変化していくのも魅力の一つです。
ひとつひとつ、丁寧にお選びいただきました。中でもお気に入りは、PH4/3ペンダント。
ボリューム感と照らした時の陰影に温かみがあり1日の疲れを癒してくれる、そんな存在としてお使いいただいています。
プラスロゴバでは、お家のイメージや部屋と家具のサイズ、ご家族の日々の暮らし方と動線、そして予算の相談をしながら、様々がご提案をさせていただいております。
設計士が自邸に込めた願い

設計士の自邸・・・となると、皆さんいろいろと気になると思います。
「谷口工務店 設計士 高嶋」の思いをインタビューしました!お家を紹介しながら、家を建てることについて、ぜひ、ご参考に!
家を建てる前の思い 「建築を学び始めたころからの夢」
谷口工務店に入社し、家づくりを経験し建築を通じて、様々な人と出会い、その出会いから多くのことを学んできました。日々の暮らし、家族が笑顔であること、人が集うこと、その全てが理想の暮らしとなり、「いつか自分の家を自分で設計したい」という夢を、を形にしたいと強く思うようになります。
家族3人の暮らしを考え、「もっと自然を身近に感じながら暮らせたらいいのに」という思いから、家づくりがスタート。


建築から完成まで:家づくりの道のり
家づくりは、建てる人にとって大きな決断でもあります。
夢や希望がたくさん詰まった家の出来上がっていく様子を見るのは、とてもわくわくするもの。
設計士も例外ではありません。高嶋設計士も、工事中は何度も家族で現場に足を運びました。中でも感動したのは夕方に訪れた時のことだそう。初めて電気が開通し、リビングの照明が灯され、光が窓からこぼれた光景に、「住む」ことをイメージし心が躍りました。



喜びと発見・暮らしの中で見えたもの
「ただ住むだけの家ではなく、家族や友人が自然と集まり、みんなで過ごす時間を楽しめるような場所にしたい」
外とゆるやかにつながり、季節を感じながら、人と人とが心地よく“集う”ことができる空間。
そんな思いをのせた「家」がついに完成。






建物が東西に抜けていることから、朝には柔らかな陽ざしが差し込み、夕方にはあたたかな夕日が室内を彩ります。その移ろいが日々の暮らしに変化を与え、空間に奥行きを感じさせてくれます。



新しい一歩は、ご両親とご家族で食卓を囲みお食事を。
家づくり計画を振り返り、当時はお腹の中にいた娘さんが成長して一緒に食事ができていることと、たくさん苦労をかけた妻が嬉しそうにしてくれていたことに何とも言えない達成感と感動を味わい、ビールでかんぱい。
後日、ご友人を招いてBBQをしたりゲームをしたり。
ご夫婦と決めた”集う家”というテーマは集うために掃除をするので部屋がきれいになって一石二鳥とのこと👍

自邸を建てて、お客様に伝えたいこと
住んでみて確かに感じているのは「高価な素材を使うことが良い建築になるとは限らない」ということです。安価な材料を使っていたとしてもお客様の想いが形になっていればそれは素晴らしい建築だと思います。いかにお客様の思いを汲み取り、本質的なテーマを形にするかだと思います。私たちが設計営業にこだわりお出会いから設計士がお客様とのコミュニケーションを大切にしているのはこのためです。これからもご縁を大切に関わった方を笑顔にできるよう頑張りたいです。
設計士としての歩み

設計士 高嶋 祐輔
入社して8年目を迎えるベテランの設計士。得意なことは、絵を描くことと模型作り。お客様に住まいのイメージをわかりやすく伝えるための提案力には定評があります。完成後の姿だけでなく、その先にある「暮らし」まで丁寧に描きます。
「家づくりには不安がつきもの。だからこそ、楽しんでいただけるように、自分はエンターテイナーでありたい」。住まいづくりを通じて、たくさんの笑顔が生まれるようにと、日々丁寧にお客様と向き合っています。
関連メディア紹介
> 設計士 高嶋邸のルームツアー
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