【納品その後】|7年暮らして見えた、家具と共に育つ家族のかたち

こんにちは、プラスロゴバの吉成です。
【納品その後】シリーズ第2回目!
シリーズ化として、今後もプラスロゴバの家具をお届けしたお客様の「納品後の様子」をお届けしていますので、乞うご期待ください!

北欧家具と暮らしの経年変化

「住まいは家族の成長とともに変わっていくもの」。これは、私たち+ROGOBAが大切にしている考え方です。

今回の記事でご紹介するのは、当社の住宅設計部門の設計士が住まうお家。設計からインテリアまで自ら手がけ、暮らし始めて7年が経ちました。
ご夫婦ふたりで始まった暮らしは、今ではお子さまが2人加わり、4人家族に。お使いいただいている家具や照明は、家族の変化を受け止めながら、フレキシブルに寄り添っています。

こちらのお住まいに納品させていただいた家具の一部は、+ROGOBAにて選んでいただいた北欧の名作チェアたち。
加えて、無垢のナラ材を使ったオーダーテーブル。
そして、テーブルと椅子にあわせて使っているベンチは、奥様のおじいさまの家の一部の古材を使い、お父さんが作った力作。
ご夫婦が集めてきた小物やインテリア小物もふくめて、長年使い込む中で見えてきた「家具と共に暮らす」ことの本当の豊かさを、住まい手の視点からお届けします。


設計・施工: 木の家専門店 谷口工務店

無垢のナラ材テーブルが教えてくれること

ダイニングの中心に置かれたオーダーテーブルは、当社家具工房MOKUnoKAGUで製作。天板は、ご夫婦が自ら材木屋で選んだ、耳付きの無垢のナラ材を使ったブックマッチ天板。自然の重厚感を感じるダイナミックさがあり、生活の中心となる家具にふさわしい存在感。
ナラ特有のあたたかい木目が、左右対称に広がる様子もかっこいい一点もののダイニングテーブルとなりました。

日々の食事はもちろん、子どものお絵かき、在宅ワーク時、コーヒーを飲みながら一人の時間を過ごされることも。テーブルは“家具”であると同時に、“居場所”でもあります。

使い始めの頃は、淡く柔らかい色合いだったナラの表情も、7年の歳月を経て深みを増しました。子どもたちの手による小さな傷や生活の中でついたシミも、磨きやオイルメンテナンスを重ねることで「味わい」へと変わっていきます。

無垢材のテーブルは、経年変化を楽しめる家具の代表格。表面のざらつきや乾燥が気になってきたら、サンドペーパーとオイルで簡単にメンテナンス可能です。削ってメンテナンス可能なのは、無垢板ならでは。ご夫婦も気分転換を兼ねてお手入れを楽しんでいるようです!
※以下でご紹介の動画にて、メンテナンスの様子をご覧いただけます。

椅子を一脚ずつ選ぶという楽しみ

ダイニングチェアは、ご夫婦それぞれが「本当に座りたい椅子」を選ぶというスタイルで揃えられました。

  • 写真左中央 PP58(ハンス・J・ウェグナー) 
    設計士が一目ぼれならぬ、一尻ぼれした椅子。500脚以上の椅子をデザインしてきたハンス J.ウェグナーが最後にデザインしたと言われている椅子です。ハーフサイズのアーム付きで、ゆったりとした座り心地が魅力のチェア。長時間座っていても疲れず、在宅ワークにもぴったり。
    無垢のフレームと、時間とともに色に深みが増す座面の経年変化が印象的です。
    フレームはオークのオイル仕上げ。シートの張地は、ナチュラルレザーをチョイス。汚れやすいのでは?と嫌煙される方も多い中、気にせず、むしろ、汚れることを自然な変化として、その味わいを楽しめるということで、ナチュラルレザーに。「汚れも思い出となる」そんな考え方がとても素敵です。


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  • 写真左 CH20(エルボーチェア)
     奥さまが選んだのは、丸みを帯びた背もたれが優しいCH20。座面が後ろに向かって下がっている椅子が多い中で、この椅子はフラットで、全面がちょっと前下がりになっているので、女性でも足が床に着きやすく、座りやすさを感じていただきやすい椅子です。
    見た目の可愛らしさと、しっかりと背中を支えてくれる安心感が同居するデザイン。コンパクトなので動線を邪魔せず、子育て中の今も使いやすいとのこと。こちらも同じようにヌードレザーをチョイス。デザインが異なっていても、同じ張地でそろえるのも、インテリアのコツです。


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  • 写真右 CH36(チェーカーチェア)
    同じく、ハンスJ.ウェグナーがシェーカーチェアをモチーフにリ・デザインした椅子。
    ご夫婦で、その日の気分によって、使われているそう。来客じにも活躍し、将来はお子さんが座るのも楽しみです。
    シンプルで丈夫な構造なので、子どもが立ち上がったり傾けたりしても安心して使えます。座面のペーパーコードもいい味が出てきました。

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それぞれデザインも素材も異なる3脚の椅子たちですが、違和感なくこちらの住まいに調和しています。
その理由は、「本当に好きなものを選ぶ」という軸がぶれていないからだと感じています。揃えたセットではないけれど、想いと視点が一貫していれば“ばらばら”には感じないのではと。
使いこなされている感じで、家具が家族の一員になっている様子が伝わってきます。

暮らしとともに味わいが深まる照明

ダイニング用のペンダントライトは、ルイスポールセンのハンスJ.ウェグナーのThe Pendant。
ハンスJ.ウェグナーが自邸のためにデザインしたペンダント。シェード下端にハンドルが付き、コードリフターによって高さを昇降できるユニークなペンダント。  またシェード内の光源の位置を上げ下げすることによって光の広がりが調整でき、かなり機能的です。
※こちらのペンダントはカールハンセン&サン社より再販予定。

。空間全体に落ち着きを与え、夜の家族の時間を支える名脇役です。

ご夫婦はとにかく模様替えがお好きで、ペンダント照明もリビングとダイニングをいったりきたり笑
リビング用にと選んだルイスポールセンのVL45 ラジオハウスペンダントがダイニング用になることも。The Pendantとはまた雰囲気が変わり、ゆるやかに光を落としています。乳白のガラスシェードが柔らかな光を拡散し、食卓を包み込むように照らしてくれます。
そして、LDKの脇には、NJPフロアのホワイトも設置されていて、必要な時に明るさをプラス。選んだ照明や家具を使いこなしている様子が端々から感じられます。

The Pendantをリビングに設えた様子。お子様と絵本を読んだり、お絵かきしたり、、、スポット照明としても活躍してくれているそう。

北欧の照明は、ただ明るさを得るだけでなく「暮らしの質」を高めてくれます。日が落ちるのが早い北欧では、照明そのものが“風景”のような役割を持っているのです。設計士である住まい手も「照明の光が部屋に落ちるだけで、心の状態も整う」と話してくれました。
推奨する使い方はあるものの、自由な発想とアイデアでインテリアを楽しんでいるお二人。参考にしたくなるインテリアのコツが見えてきます。

家具選びに迷ったときに大切な視点

家具は「使うもの」であると同時に、「ともに暮らす存在」。
だからこそ、選ぶときは「長く使えるかどうか」「自分が好きと思えるか」を大切にしてみてください。

このご家族のように、一脚ずつ好きな椅子を選ぶ。無垢のテーブルを家族の中心に置く。そんな選び方は、結果的に“時間とともに味わいが深まる暮らし”につながっていきます。

+ROGOBAでは、納品後のことも含めてご相談を承っています。暮らしが始まってからも、家具のこと、配置のこと、メンテナンスのことなど、いつでもお声がけくださいね。

関連メディア紹介

家具のお手入れ動画はこちら

動画では実際に、+ROGOBA吉成と当社設計士が一緒に、ゆるくテーブルや椅子をメンテナンスする様子をご紹介。
お手入れのコツだけでなく、こういう時間が、家具との関係をつくっていくのだな~と感じられる内容です。ぜひご覧ください。

家具を使い続けるうえで、「お手入れ」は避けて通れません。でもそれを「手間」と捉えるか、「愛着を育てる時間」と捉えるかで、大きな違いが生まれます。

こちらのご家族も、お子さまと一緒にオイル塗りを楽しんだり、季節の変わり目に拭き掃除をしたりしながら、家具と向き合っています。

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+ROGOBAでは、ご購入後の暮らしまで見据えたご提案をしています。ご相談・ご予約は【無料】で承っております。家具・照明・カーテンのこと、造作家具でのプチリフォームのご相談もまずは、お気軽にお話ください!
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関連リンク

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オーダーテーブルの魅力とは?|[オーダー家具紹介ページ]https://plusrogoba.jp/brand-list/original-furniture/

ダイニングチェアの選び方|[ブログ「椅子と暮らす」]

北欧照明のある暮らし|[ダイニングを豊かな空間に!北欧ペンダントライトの選び方]https://plusrogoba.jp/https-plusrogoba-jp-2022-05-10-dining-lighting-pendant-1/

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