町家ホテルで暮らすように旅する。本物の北欧家具とキリムのある暮らし

皆さま、こんにちは。プラスロゴバの吉成です。
わたしたち、プラスロゴバでは、ただモノを販売するのではなく、その人の”暮らし方”に寄り添い、心から楽しい!うれしい!わくわく!と感じてういただけるインテリアをご提案していきたいと思っています。
デザイン性・機能性・素材の確かさ・・・・そのすべてを満たす感動するような空間を体感したとき、「本物の家具」と出会えた時、人はインテリアに対する考え方が一変するんではないかと思っています。そしてそれは、住まいや暮らしそのものを豊かに変えていきます。
今回ご紹介するコーディネートはまさにわくわくが詰まった、考えが一変するような物件。滋賀県大津市の町家ホテル「ホテル講 大津百町」のインテリアコーディネート事例をご紹介します。

町屋をリノベーションした7棟からなる「ホテル 講大津百町」

2018年、私たちは滋賀県大津市で、わくわくする“インテリアの力”をかたちにする機会をいただきました。それは、一棟貸し5棟、レセプション棟、部屋貸しやラウンジのある棟、全部で7棟。歴史ある町家7棟を改修し、町全体をホテルと見立てた分散型宿泊施設、「ホテル講 大津百町」という物件で、
単なるリノベーションではなく、地域に根ざした価値創出のためのプロジェクト。
建築・施工は、事業主である木の家専門の谷口工務店である当社が担当し、設計は建築家の竹原義二さん、そして、プラスロゴバインテリアのトータルコーディネートを手がけました。
プラスロゴバで取り扱っている北欧家具やロゴバキリムで設えをした空間は、全く古さを感じず、いかに日本の伝統と北欧家具が普遍的なものかということを実感させられます。

日本の伝統的な建築に

ホテルの設えのポイントとなっているのが、「北欧家具」と「ロゴバキリム」の融合による空間づくり。町家という日本の伝統的な建築に、北欧家具の温かさと、キリムの織物がもたらす彩りや質感を掛け合わせることで、8年たった今でも古さを感じず、懐かしくも新しい空間となっています。
一過性のトレンドではなく、時を経ても価値が増していく本物の素材とデザイン。それらをふんだんに取り入れた設えは、宿泊者の記憶に残る「体験」として役割を果たしています。
「ホテル講 大津百町」は、まさに“まちに泊まる”体験を通じて、本物の家具に触れ、空間の価値を実感できる場所です。ぜひ一度、現地に足を運び、そして、その空間の心地よさを感じてみてください。きっと何かのヒントが見つかるはずです。

「本物を使う」ことで生まれる空間の豊かさ

北欧家具やロゴバキリムといった上質なインテリアでの設えは、ハイセンスで、他にはない個性的な魅力をもたらし、住まう人・訪れる人の心に残る体験を生みだすと感じています。大量生産ではなく、丁寧につくられた家具やラグには、素材の力、職人の技術、そして文化的背景があります。それは単なる「モノ」ではなく、ストーリー性のある存在で、知ることでより愛着がわいてきます。時間と共に風合いを増し、住まい手の人生に寄り添い続けます。


「講 大津百町」の客室では、家具一脚、ラグ一枚まで、その場所に合わせて選び抜いたものばかり。
例えば、名作エッグチェアスワンチェアと、手織りのロゴバキリムを組み合わせた縁側スペース。自然光が差し込む町家の窓辺に置かれたそれらは、見る者に「居心地の良い安心感」と「旅の高揚感」を同時に与えてくれます。

キリムの力強くも繊細な柄は、町家の素朴な土壁や梁との対比でより一層引き立てています。“和と北欧”、異なる文化の調和こそが、この空間の魅力です。
住まいづくりにおいても、ホテルのような空間づくりにおいても、「何を使うか」は非常に重要です。このような空間を見ると、本物を選ぶことは、一見コストが高いようでいて、長い目で見れば最も納得のいく選択になると実感します。

本物に触れた人は、暮らしに対する目が変わる

「良い家具を置くと、空間が整うんですね」 「室内で暮らすように過ごしました」
これは、実際に「講 大津百町」に泊まられたお客様の声です。

私たちが日々ご提案しているのは、ただの家具ではありません。暮らしの質を変え、人生を少し豊かにしてくれる「道具」であり、人生をともにしていく「相棒」になります。そしてそれは、ホテルでも、個人の住まいでも変わりません。「いい家具と暮らす」ことで、自分の時間、自分の空間で過ごすことが有意義に感じます。

「今の家具、なんとなくで選んだかもしれない」
「次こそは、長く大切にできる家具に出会いたい」
そんな風に感じた時、自分だけのインテリアづくりを一緒に考えることができるパートナーでありたいと思っています。

インテリアは、暮らしの質を決める投資。そして、暮らしを「整える」ことと、「満たす」ことは似ているようで違います。
整えるだけではなく、満たされる空間にするために、ぜひ本物の家具・ラグを選んでみてください。そしてそのヒントが、「講 大津百町」の空間には詰まっています。